株の節税売り
株式投資をしている場合、その売却益に対して税金がかかります。しかし、これは決済したものだけが対象となるため、含み益や含み損には課税されません。
例えば、塩漬けになっている(含み損がある)株を持っている場合に、この含み損分をわざと決済し、年間での売却益を圧縮して課税対象を減らすことが可能です。これが節税売りです。
個人の税金は1月~12月末の期間に基づいて算出されるので、節税売りは12月に多いとされています。
なお、この節税売りは年間を通してトータルで売却益がある場合は有効ですが、売却益が出ていない場合には節税にならないので注意が必要です。